2015/10/8 共有する事~成長の証~
「グラデーションボブ」
名前はありますが、沢山のhairがあります。
長さが違えば、スタイルも違ってきます。
同じように切っても、皆違う。
カットをしているスタッフ達は、自分では分からないと思うが、かなり成長をしていると感じます。
10は伝わらないけど8は伝わっています。
僕だって10の力を出しても10の仕上がりになるとは思っていません。
Stadiumの3人のアシスタントはカットのトレーニングをしています。
「ナナちゃん」は全ての工程を終了して、もう一度最初からなので、2周目のトレーニングをしています。
毎日、毎日、毎月、毎月、同じことの繰り返し。
「マイちゃん」「アヤちゃん」はまだ1周目ですが、確実にモノにしてきている。
自信がないままやっているが僕が伝えた事を頭の中で理解が出来ていれば大丈夫。
理解を50%しかしていなく先に進んでしまっては困ります。でも、50%分かっていて、2周目に100%伝わればいいと思っている。
一度やったスタイルを合格していたのに、数ヵ月後にまた同じ試験を受けて2度も合格をもらえれば、それは「自信」へと変わっていく。
今朝は「マイちゃん」の試験でした。
残念ながら不合格。でも、その後のトレーニングで違いが分かったようです。
すると何か抜けだします。
無駄な時間なんてありません。遠回りしてもいいんです。
デビューをし、不安なまま入るよりも、スタイルを11パターンも確実にこなしていれば、不安はありません。
不安は「人」と話す事。
どう切りだすのか?どう説明するのか?どう笑顔にさせるのか?何年やっていても、ここだけは難しいと思う。
だから、そこだけ頑張ってもらう。それ以外の技術は日々のトレーニングを出してくれればいいだけです。
そして、お客様が帰って来るようになれば「確信」へと変わるだろう。
今では、3人のアシスタントは前下がりのグラデーションボブに関しては、だいたい出来ている。頭で理解が出来て、技術面でも出来ている。
それは、毎日、毎日、毎週、毎週、同じ事の繰り返しをしているからこそだと思う。
それを3年・5年・7年・10年と積み重ねていくと初めて「美容師」と呼べるだろう。
時代も変われば、教え方も変わります。
僕が教わった時代なんてもう何十年前なんだろう(20年前)また、教えていた時代は何年前なんだろう。(6年前)
それだけ前の事を教えても難の意味もないだろう。人も変われば時代も変わる。だから教え方も変えなくてはいけない。
2人の人から教えてもらうと、ニュアンスが異なり混乱をする。だから全てを共感しないと伝わらない。
頭が痛くなるが、同じことを何度も何度も大きな声で伝える。
彼女達に上手になってほしいから。Stadiumイズムを完全にコピーしてもらいたいから。
また、アシスタントのお給料は低いんです・・・。
その中で、自分の欲しい物を我慢して自分の技術レベルを上げる為にウィッグを購入します。
これって、そんなに安くないんです。だから無駄に使ってほしくはありません。
これは先日のミーティングでも伝えました。それじゃなくてもハサミを購入するのに貯金をしています。
子育てをしながら自分投資。偉いですよ!!
僕がこんな考えですと甘いと思われがちですが、それでもいいんです。
時代は違いますし、指導者が違えばサロンも違う。
無駄を省いて、着実に成長してもらいたい。
あ~、今日は書いたな~(笑)