2017/1/29 挟む事 ~注意しておりますの巻~
挟む事が大好きな美容人 ベナタワです。
全国の美容師は挟む事を志事にしています。
先日、皆に挟む事について軽く伝えた。
ダックカール。
髪を止める道具。
どう止めるか。
道具は使いよう。
強く止める、ゆるく止める。
気持ちは、しっかりと止めたくなる。
しっかり止まっていると安心感が出る。
これは、美容師サイドの考え方。
根元の方が止まりやすい仕組みになっている。
ここで、Bossは異をを唱えた。
根元まで挟むと髪の毛がシッカリと止まりやすい。
でも、1本の髪の毛が挟まると痛い思いをする可能性がある。
「だったら、軽く止まる様に先の方に意識を持って止めたら良いんじゃないかな?」
「そしたら何本も止めなくちゃいけなくなるじゃないですか?」
何本も止めたらいい。
なんなら、何も使わないで止めないで切ったら最高(笑)
これ、お客様目線と自分目線。
早く終わらせたい気持ちも分かる。
でもBossは異を唱える。
本気で早く終わらせたかったら、セニングを使うと早く終わる。
沢山梳けるセニングを使えばもっと早く終わる。
stadiumではセニングはそうそう、使用しません。
使っても10%程度しか削げないセニングを使用させている。
多く削げるセニングはジャリっていう。
これを僕は嫌う。
仕上がりも固くなる。
ハサミも中間部分から先の部分で切らせている。
歯元はパワーが出るが、1本が中に入り込む可能性がある。
するとゲストは痛い思いをする可能性がある。
滑らせる技法を習得させている。
ここにも、なんでがある。
なぜ、この形状なのかを分からせる。
何度も繰り返しトレーニングをさせる。
何度も同じ事言う。
結果、上手くなる。
昨日は「マッキーさん」が最後まで志事をしていた。
ガンバリ屋さんですね。
同世代の女性ネイリスト。
出会いに感謝ですよ。
待ち時間に「平塚」が見えない反対側でトレーニングをしていた。
「アヤカ君」が見本を見せて仕上げた。
次に同じ事をさせた。
確実に上手くなった。
これなら合格でしょ!!
時間は過ぎて行く。
無駄な時間なんてない。
疲れた週末だが、得る事が沢山あったのではないだろうか。
おしまい