2016/6/24 鍛錬・訓練・習得 ~物にせよ職人技~
習慣にすると人は得をします。
職人技とは細かい所までコダワリを持ち、何度も同じ事を繰り返しても、同じ様な作品をつくり上げる事が出来る事。
この技術を身に付けるのは至難の業。
でも、自分のモノにしたら、とてつもなく強くなる。
「あやか君」がいよいよ最後の砦まで来た!!
そう、刈り上げです。
今まで使いこんできた人形を全て刈り上げに使いこむ。
いったい何体の人形が家に保管してあるのだろうか(確実に50体以上はあるだろう)
今までやってきたスタイルは2度のテストをしていながら、モデルにも使用しているので、もう忘れないだろう。
今度のは初めての体験。でも、僕の技術を見ていたので何も分からない事ではない。
バーバーの資格を取得し、バーバーで勤めていた事がこんなにも強みな事は無いと思う。
昔の様な荒削りな刈り上げは既に捨てた技術。
必要な所だけ必要な技術を出している。
若い世代、若い感覚の中での生活、今の時代だから、フワンとした感じで教えるのが良いと思っている。
彼女は少しだけ違っていた。
時間が掛かってもガチガチで、シッカリと教えてほしいと言ってきた。
ならば、昔の感覚を思い出して伝えなくてはいけませんね。
昔は僕の真骨頂と言えば「メンズ」でした。
でも、今は違う。
必要とされていないモノは捨てるのが僕のいい所。
勿論、自分なりの経験した事やポリシーは崩れる事は無いだろう。
僕はほぼ刈り上げは、総バサミで仕上げます。
女性もセニング(梳きバサミ)もほとんど使わずに総バサミで仕上げます。
これがStadiumイズムだと思っている。
「アヤカ君」は男性も営業でカットはしていたが、ここまで領域で「志事」はしていなかったに違いない。
細かい細部までコダワリ、1つのスタイルを作り上げる為に考え、感覚や意味を持つ事が更なる「志事」に繋がると思う。
今日、新たなハサミが届いた。
凄く切れるハサミ。
彼女は沢山のハサミを購入している。そこには全て意味がある。
なぜ、そのハサミを使用しているのか?次のスタイルをもっと完成度を上げる為に必要な道具があるのかを知ってもらった。
面接で話した事がフラッシュバックする。
材質や形状なんかも伝えていた(笑)
そこには自分なりのポリシーがあるから。
「志事」をする意味がそこにはある。
美容人「ベナタワ」は今日もウェットでした(笑)
明日はお天気は良くないだろうが、忙しそうな雰囲気。
「志事」を見せてあげましょう。
そこには「余裕」があるから、「キャパ」があるから楽しませてあげれるんですね!!!