2016/3/11 血縁 ~父と息子~
火曜日、久しぶりに父に会った。
前の週も食事どう?って言ったが断られた・・・。
すると母に「酒なんていつでも飲めんだから、息子の誘い断る親がどこにいる!!!!」
カンカンだったようです(笑)
「Sora」と「Daichi」も出来て4ヵ月経つ。ようやく渡せた(笑)
3・11がなければこの商品は作らなかった。
雑誌にも掲載されたので、いくつか持って行った。
喜んでくれたんだか良く分からなかった。
「斎藤君は頑張ってんのか?優しい言葉掛けてるんだろうな?デッサンとかさせるんだぞ!」
「会津の子は子供は随分と大きくなったんだろうな~。オレと会った時は娘っ子だったからな~」
「釜石の子だっけ?そろそろ切れんじゃね~のか?」
「新人ちゃんと浜の子は元気なんだろうな?」
子供の成長を心から心配してくれていた。
定番の「しゃぶしゃぶ屋」で限られた時間の中の会話。
娘の事、妻の事、将来の展望の事
何かと質問攻めでしたが、楽しいヒトトキでした。
酔っているのか、耳が悪くなったのか、痴ほう症が入ってきたのか、言葉も子供ながらに分かりづらい所もあった。
確実に年老いて来ているのが分かった。他の同年代の方よりも老けて来ていると感じた。
帰りに、ある車が止まっていた。
「あ~、プレジデント。乗ってたな~。デボニアもあったよな~」
「あんときは金あったな~」
「・・・・チーン」
帰りにドアを閉める時に「ごちそうさんな」と閉めた。
父におごった事はこの日が初めてだった。
いつの日か、贅沢させてやりたいものです。
僕には大きくなれる素質はある。
それを開花してくれるのは部下。
皆で、皆の力が。
明日は皆に平等にやってくる。
下なんて向いていられない。がんばろ。
サクラが咲く頃に母の顔を見に帰ろう。