2016/12/2 初めての涙 ~悔しさの先へ~
先日のお休みの午前中に娘のマラソン大会がありました。
もの凄く寒い日・・・。
ブルブルと震えて娘の姿を見てきました。
残念ながら、親はそんなに来ていませんでした・・・。
子供の成長なんてあっという間なんですから、来れる人は見てもらいたいな~って思ってしまった。
ど真ん中に陣取った娘。
子供が運動を本気でしている姿は初めて見た。
夫婦で見ていたのは僕らだけ(笑)
だからこそ緊張も人一倍していただろう。
友達にも「パパとママが来てるよ」なんて言われていただろう。
これ、愛されている証拠。
いい姿を見せたいと思う気持ちもあるだろう。
当時の朝ご飯の時にアドバイスとか言いたかったが、あまり言うと緊張してしまうと思い何も言わなかった。
「よ~いド~ン!!!」
あれ??
真ん中に居たはずの娘が居ない!!!
仲の良い友達と、後方から話しながら走っていた・・・。
全くやる気が感じられず、僕は先頭集団で頑張っている子供達を応援し始め、ビデオも撮る事をやめた。
一生懸命に頑張れない子供は見る事すらしたくない。
残念な気持ちでした。
半周も過ぎた頃に、ヤバいって思ったのだろうか、友達を置いて行き、1人でごぼう抜きを始めた。
でも先頭とは半周以上も差が付いていた・・・。
今さらかよ・・・。
頬も赤くなってきた頃、先頭の子は1位でフィニッシュ。
初めは30数人いる中の後半でした。
なんと、まさかの5位。
凄い勢いでドンドン抜かしていく姿は親バカだが頑張れ~って心の中で言ってしまった。
でも、前日は7位だったらしく、5位は素晴らしい。
初めから全力で行ってれば3位も行けたかもしれないのに・・・。
遠くからでしか見えなかったが、娘は泣いていた。
人目をはばからず、泣いていた。
家に帰ってからも、言葉を掛けずらかったが、娘は我慢して僕に応えてくれていた。
「もっと上に行きたかった」
そうだね、次に頑張ればいいよ!!
「マラソン大会は3年生しかないんだよ」
言葉が詰まった。
ママが帰って来るまで、宿題を終わらせて、自主学習をしていた。
今日の感想文を書いていた。
ママが泣きながら読んでいた。
娘も泣いていた。
初めて悔しいって思った日らしい。
僕の前では決して泣かずに感想文を書いていた。
次は得意の「縄跳び大会」があるようで、1位を絶対に取るって書いてあった。
大人も子供も悔しさが無ければ強くなれないし、先に進む事も出来ない。
娘の成長を感じた日。
立派な成績だと思う。
負けず嫌いの僕。
少しは似てきたのかな。
おしまい
























