2025/3/8 酸性 無限の広がりノ巻
髪も肌も弱酸性です。
パーマ系やカラー剤はアルカリ性です。
強いには意味があります。
リスクですね。
アルカリでもpH値は様々です。
すごく明るくしたり、すごく真っ直ぐに出来る薬剤はアルカリが強いんです。
色素を抜くにもアルカリの力が無いと明るくはなりません。
明るくなれば必ず褪色をします。
焦茶でも時間が経過すれば茶になります。
茶でも時間が経過すれば薄茶になります。
今回のゲストは色々なヘアデザインをスクショしてきました。
ブレている(笑)
良いんです。
それらを元に優先順を一緒に考えていきます。
短くするのは一瞬で出来ますが、伸ばすには時間が掛かります。
優先順位を確認をしたら現状維持になりました。
もう少し今を楽しんで、暖かくなったり、少し飽きてきたらイメージを変える事になりました。
ではヘアカラーはどう考えていたのでしょう?
いつもよりも少しだけ暗くしたい。
理由を聞くと何となく(笑)
大幅に変える訳ではないので暗くすることはOKです。
黒にする訳ではないのでイメージが変わりすぎたり、次の施術で不都合が出る訳でもありません。
それならOKなんです。
酸性カラーの使い分け。
どうせ変えるなら根本と毛先にもグラデーションを付けた方が伸びてきた時に良い感じになるだろう。
細かな作業が好き。
「面倒じゃないんですか?そんな事もできるんですか?」
ワクワクしている証拠です。
根本は濃いめのブルーグレー。
毛先は薄めのプラチナグレーパープル。
言葉にするとワクワクしかないですね。
大幅に変わる訳ではありません。
アルカリ剤ではないので髪の色素は奪いません。
アルカリ剤は引き算と足し算。
酸性剤は足し算。
ゲストによっては両方を使用する時もあります。
酸性とアルカリ性。
塗り方や使い分けをする事で無限の広がりが出てきます。
最後に一番大事なスタイリングです。
ヘアカラーとカットデザインが融合する瞬間です。
悩みは人それぞれです。
言葉のキャッチボールをしながら良きスタイルをご提供していきますとさ。
おしまい