2025/5/28 開拓 〜男は背中ノ巻〜

渡邊 マサノリ ブログ

 

 

 

男は背中でものを言う。

あいつの背中が見えてきた。

集合時間は4:00。

日の出前です。

先に一人のアングラーがフィールドに立っていた。

10年以上も家族と共に、お付き合いをさせて頂いてる方と初めてご一緒させて頂いた。

我輩は一人が好きでしたが、今は少しだけ変わった気がします。

開拓です。

まさに釣りキチです。

細い身体で軽くシナル竿をシュッと音を立ててロングキャスト。

我輩の方が長いのに、なぜか音が鳴りません・・・。

「何事も練習あるのみですよ」と声がけてくれる優しい方。

穏やかな人は好き。

「今の音、いいですね」

優しく声を掛けてくれる人は我輩にないから好き。

2週続けて同じフィールドに来るのは初めてです。

それも開拓です。

「あれ、ハロって言うんですよ」

太陽の周りに虹が出ていました。

どうやら気象に関係する様ですね。

「多分、鵜ですね。ほら、あの違う鳥、魚食べましたね。暴れてるからボラかも知れないですね。」

すると我輩に魚が掛かった!!

定番の背中で釣る(笑)

男は背中でものを言うんです。

すると師匠は魚を目の前で説明をしながら絞めてくれた。

初めて見た。

これも開拓です。

命の大事な材料は我々の命となります。

「さっき隣の人が釣ったのは多分、ワタナベさんと同じルアーでしょうね。」

釣ったばかりのマゴチが死んでいました。

少しだけ胸が痛くなる。

今度は我輩に大きな渡蟹が掛かった。

「これは子供を宿してますね。糸が絡んでたんですね。逃してあげましょう」

やはり紳士的な人です。

命の大切さを勉強になった。

小さなエビも釣れた。

あっという間の時間です。

我輩は父親の病院があるので先に帰ります。

数時間後に連絡が入った。

「背中ですけど釣れました〜」

流石は師匠です。

ただでは帰らないのが釣りバカです。

我輩なら数時間も居たら飽きて帰ります・・・。

今度は口で釣りたいらしく、我輩と同じルアーを購入する様です。

帰宅後に「子供達にも大好評でしたよ〜」

生活をしていると何かとトラブルが起きます。

反省して人は変われると思っている。

反省した休日。

そこも開拓です。

休日を使って何かと学ぶ事が沢山ある。

人が人に何かを伝えるのは好きだからです。

男は背中ではダメね・・・。

全てに開拓は必要です。

経験値をつけられた休日でしたとさ。

 

 

 

 

 

おしまい

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