2017/7/3 成分解析コーナー⑮ ~資生堂編の巻~

渡邊 マサノリ

今回は資生堂の「ザ・ヘアケア アクアインテンシブ マスク」のご紹介です。

名前が長くて・・・。

インテンシブ=集中的な

アクア=水溶液

水を髪にって感じでしょうか。

資生堂カラーが出ていますが、水をイメージなら青の方が良かったような。

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では、成分解析です。

・グリセリン

原料は植物油脂から加水分解して生成しており、食品の保湿剤や日持ち工場として使用される。

また、化粧品の基本成分として使用されている。

様々な保湿成分を持ち、敏感肌やインナードライ肌の方にも使用できる安全な成分。

セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンよりは保湿力は落ちる。

・ジメチコン

シリコーンの1つで、保湿性が高く、光・熱・水等の影響を受けにくい。

使用感が良くなり効果が期待できる成分。

ケイ素由来なので、商品によっては無添加製品として販売している商品も含まれている。

・イソペンチルジオール

保湿効果としてキューティクルの補修をする。

刺激性が低く、抗菌性の高さゆえに防腐剤の役割を持つ。

白髪染めなどにも溶剤として多く使われる。

(資生堂さんは、こちらの成分が好きなんでしょうね)

・ステアリルアルコール

マッコウ鯨から得られるロウの様な油剤です。

セタノール、ベヘニルアルコーと並ぶ代表的な油剤。

クリームの基材として使用され、感触改善目的として使われる。

また滑り、ツヤを向上させ、頭皮や肌のコンディションを向上させる。

刺激は低いがまれに、アレルギー反応を出す人も居る。

・ベヘニルアルコール

肌の保護、保湿、乳化安定剤、殺菌剤、リンス基材

・ステアリルトリモニウムブロミド(第4カオチン界面活性剤)

柔軟効果、帯電防止

いわゆるリンスです。

ステアルトリモクロリドよりも若干刺激が弱い

 

以上が大まかな成分でした。

この成分で3500円は少々高い様な・・・。

使用感はサラサラ感がありました。

どんな方にも対応が出来るのかと思います。

アクア感がもう少し欲しいかなと・・・。

 

 

おしまい

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