2017/10/15 モデル ~練習じゃないの巻~

渡邊 マサノリ ブログ

美容師のアシスタントはウィッグカットを終え、頭の中で整理が出来たら、人頭を切ります。

何事も理解をしなくては意味がない。

人は様々。

理解が早い人遅い人

手際がイイ人そうじゃない人

結果(ゴール)は同じだけど、進む道を変える。

同じく伝えても出来ない人も居るだろう。

だから、同じ方向から物事を見るばかりではなく、反対から見せたり。

学校の様に沢山の人を教えるとなるとマニュアル通りに教えて先に進めないといけない。

でも、少ない人数ならその人を見極めて伝える方が、その人の為になる。

いわゆる個性です。

コレが出来るのは、大型店舗ではないのが特権ですね(笑)

今まで伝えて来た事が正しいとは思わない。

だから全てをぶっ壊すのも良いと思う。

ハサミだってそう。切り方、染め方、巻き方も。

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どれが正しいかなんて分かりません。

だって、正解って無いんですから・・・。

時代の流行りもあるし自分の流行りだってある

誰かが今までやってきた事、伝えていた事が正しいとは思わない。

新しい事にチャレンジする事の方はリスクはあるかもしれないが、そっちの方がその人の事を本気で見てあげていると思う。

以前に在籍していたスタッフに、営業中にモデルをする事はどうなんだ?と言われた事がある。

営業時間内に、自分は料金を頂いているのに、反対側では無料。

これは賛否分かれる

忙しい自分にヘルプにも入らないで、自分磨きを営業中にしている事。

そう、臨機応変ってやつ。

そうだよな~って思った

ならば、お金を頂いたらどうなんだろう?

お金を頂く事の緊張感もあっていいかもしれない。

そう、臨機応変ってやつ。

これを実戦してから1年

皆が著しく成長をした。

上手になった。

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忙しい日は別として、暇な時間があるならば人と接した方が成長します。

アシスタントの想いもくみ取ってあげないと成長はないかと。

でも、これは練習とは違う。

ウィッグカットを、かなりやり込んでいるからこそやらせます。

彼女はも毎日トレーニングをしている。

営業中にカットなんて他の美容室ではやっていないかもしれない。

だからstadiumらしさを出したいと思う。

でも、ヘタなら、やらせません(笑)

頑張っていなかったらやらせません

前向きじゃなきゃやらせません

他の美容室のトレーニングが正しいなんて思わない。

それは固定観念なだけ。

古い考えなだけ

皆、吾輩の言っている事をかなり分かっている。

だから上手い(笑)

撮影もさせる。

画像を見る事で、自分を客観視もできる。

今日は「平塚」のチェックでした。

お直しはありませんでした・・・(怒)

今までのアシスタントと違い、大幅にハードルを上げてみた。

なぜか?

stadiumではヘアードネーションを希望する方が多くいらっしゃる。

だから、チェックはロングからイメージを持たせてバッサリと切らせる。

タイム内に切るのは時間が掛かるが、アッサリ切りやがった(笑)

営業と同じ緊張感を持たせる準備は出来ている。

切り方は教えた。

自分が切られて嫌な事はするな。

自分ならこう切ってもらいたいこんな感じで伝えてもらいたい。

なんでも自分だったらに置き換えてあげる事は人を切らなきゃ分からない事。

結果それが、自信を植え付ける為なんですね!!!

 

 

おしまい

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