2020/6/22 叔父 ~一緒に成長しようノ巻~
昨日は何の日?
そう、父の日でしたね。
エビ氏は休暇を取り、実家へ帰った。
手土産とハサミ。
なんとも良い息子ですね。
昨日は甥っ子が髪を切りに来た。
仙台での生活が始まった。
全て自炊の生活です。
マスクして来いよ。寄り道すんなよ。気のきいたジュース3本買ってこいよ。
彼の父親は細かい。だから、細かく伝えた。
甘くて、優しい人。
そりゃ子供も同じだよね。
気のきいた菓子折りを持って来ていた。
「ちょっとフンパツしすぎたわ」だって(笑)
1人暮らしの甥っ子からはお金は頂けない。
だから、誰も居なくなった営業時間後ならタダで切ってあげると伝えた。
どうやら3日前に、新しい友達と3人でセルフカラーをしたらしい。
それなりに茶髪だったはず。
何も言われないで塗られたようです。
いい経験。
また、前回はお婆ちゃんに切ってもらったようです。
彼は、婆ちゃんッ子です。
だから近い存在だし、好きなのかな~(笑)
ご要望通りのスタイルに仕上げた。
喜んでくれていた。
少し痩せていた。
我輩がプレゼントしたTシャツを着て来てくれた。
嬉しいって言う空気感を知っている奴。
これこそ学校では教えてくれない事です。
お洒落になっていた。
眉が細くなっていた(笑)
「マー君はプロだから簡単に束感だせるけどさ、こんなに簡単には出来ないよ」
「ま~、でも毎日やってないからってのもあるよね・・・。」
分かってるね。
全てを伝えて、ついでにワックスもプレゼントしようかと思ったが、全部は出し切りません(笑)
少しづつでいいから、自分の力で自分を磨いて欲しい。
更に掃除もさせるわね。
これも社会勉強です。
「俺、オヤジの子供だから細かいんだわ」
丁寧に床をはいてくれた。
そうだろうね。
それは良い事だと思う。
男って皆、細かいよな。
「髪切ったら、御飯食べに行くから夕飯は食べんなよ~」ってラインを送っていた。
近くのうどん屋へ連れて行ったら「俺、楽しみで朝から何も食べて無いんだ。ここ、マジで美味いね。」
お金を使わない様にしていたのに、手土産にお金掛けやがって・・・。
叔父さんは涙出そうだわ。
夕食は、凄く喜んでくれた。
今日、父の日だけど何かしてあげたか?
「あ~、多分アマゾンから明日届くと思う。いっつもサンダルしか履いてないから2年周期であげてるんだ」
「だってさ、冬でもあの人、ズッとサンダルなんだよ」
いや~、泣けるわ。
お父さんの話、お母さんの話を交えながら笑いながらの時間。
「次はここで、うどん食べたいから連れてってね」
いいよ。リュウキ。
でも、次は違うところかなと。
給付金も仕送りも手を出してない様です。
土曜日の夜にスーパーへ行くのがご褒美らしい。(安くなっているから)
週一のスーパーでの買い出し。
チキン南蛮を作って食べていたら半生だったみたい。
少しづつ大人の階段を登っている。
我が子では無いが、我が子の様です。
我輩の娘も同じ道を通るんだよなってシミジミ思う。
今までも、これからも、リュウキの叔父ではなく、兄として接したいね。
本来なら、火曜日に何かしら持って行ってあげたいけど、甘やかしはダメね。
我輩だって、若かりし頃も今も、自分で開拓してきたから、今を味わってほしい。
それにしても、何気に気を使いましたとさ。
そして、我が家に帰ると父の日は何もありませんでしたとさ。
ちくしょ~!!
おしまい