2021/10/21 背負 ~輝かしい日々ノ巻~
目は口ほどに物を言うと言ったもんですが、その通りかもしれません。
吾輩、そんなに目力は無い方だと思う。
平成の怪物が引退をした。
「松坂大輔」
優しい目をしている。
素晴らしい功績の持ち主。
ちょうど引退の日が火曜日でした。
やはり吾輩は何かを持っていると確信した(笑)
布団の中で引退会見を見た。
寂しい気持ちになり眠りについた。
この日は17:45のプレイボールで打者1人にだけ投げる日。
スヤスヤの吾輩は17:43に目が覚める。
間に合った。
やはり吾輩は何かを持っていると思った。
優しい目をしている。
その瞳で幾戦もの人と真っ向勝負をし、勝利を収めてきた。
自信が確信に変わった。
イチローは彼を同志と言っているようです。
イチローは自身の100号ホームランを狙って松坂から打った。
「あれ位で確信なんて早すぎるんだよ」
これが同志と呼べる関係なんだと後々わかる。
お互いに高め合う関係ってイイよね。
チームの為、家族の為、日本の為、自分の為に、腕を振った。
甲子園、オリンピック、WBC、MLB。
全てでは無いが、9割の栄光を手にした怪物。
輝かしい日々。
期待されるからこそ何かを背負っている。
結果を出す人は結果を求められ、更に重たい何かを背負っている。
しかし・・・。
人は衰え、朽ちていく。
早いか遅いかは、それぞれですが必ず通る道。
記憶も記録も残した天才。
挫折と葛藤があっただろうが、吾輩はズッと応援していた。
素敵な時代を作ってくれてありがとう。
もう暫くは何も背負わないで、家族や旧友達とユックリとした時を過ごしてほしい。
コレが肩の荷が下りたって言うのかな。
吾輩は、まだまだ現役選手です。
背負ってナンボです(笑)
素敵な記憶をありがとうとさ。
おしまい