2022/12/12 変身 〜期待に応えてノ巻〜
いつも遠方からお越し下さる美人三姉妹。
長女からstadium生活が始まり、お母さん、次女、三女、孫。
出会って既に12年。
心から感謝です。
遠くなっても通い続けてくれている事は感謝と自信。
長い付き合いになっても、同じはしません。
何かしら期待をしてお越し下さるので多少は違うアプローチはしているつもりです。
「私、今回はこんな感じにしようかなって思ってるんですが大丈夫ですかね?」
「OK!だって切るつもりで来てたでしょ?全然大丈夫ですよ」
長く伸ばしていた大事な髪。
「私、ココまで短くするのは初めてで、中学生以来のショートなんです」
「私、安心して任せられるのってstadiumじゃなきゃダメなんです」
嬉しいですね。
迷っている時は無理には施術をしません。
少しだけ違うアプローチをしてあげている。
それでも次にバッサリ切りたい時は迷わずにハサミを入れる。
どちらにしても後悔はさせないんですが、迷っている時はね。
で、仕上がりはこんな感じになります。
いや〜、切りに切りましたね〜。
仕上がりをイメージできていればサクサクと迷わずに切り始まります。
どうせ変わるんだったらヘアカラーも明るくしたい。
そうだね。
そこで提案です。
薄いメラニン色素量になるので、思っていた以上に明るくなる黄色系のメラニンさんなのでグリーンを強くして、レベルと抜く力を抑えた提案をした。
迷う事なく普段のカラー剤を使えば、一気に明るくなりますが、その数週間後は更に明るくなってしまいます。
だからこそ目線を変えてアプローチです。
洒落た色に仕上がったし、明るさもジャストです。
何気に頭の面積が狭いので難しい。
大きな頭を小さくするのは簡単なのですが、小さな頭を大きくするのは難しい。
だからこそ目線を下に持たせる事で面積が増えて見えるし、ライン取りを少しだけ遅らせる事でウェイトポイントがズレる。
更にトップを別物で考える事でボリュームや立体感が生まれるんです。
こんな事を考えるのって幸せなんです。
カットプランやカラープランって人それぞれです。
引き出しは多い方が良いに決まってます。
美容しか出来ないバカ野郎ですが、ゲストはそれを求めて足を運んでくださる。
皆さん変身願望って必ず持っているはずです。
皆さん期待をしてお越し下さります。
その為に我々美容師は準備をして待っている。
もっと上手になりたい。
素敵な職業、美容師ですとさ。
おしまい