2025/5/16 短髪 刈り上げの違いノ巻
刈り上げと言うワードは難しい…。
どこから、どこまでを刈り上げと言うのか?
一般的に刈り上げと言うと地肌が透けて見える位を刈り上げと感じる人が多いと思います。
何ミリとか数値で表現するすると分かりやすいですね。
しかし、ワナもあります。
人によって毛髪の本数は違います。
1本の毛穴から出ている本数は人によって違うので、同じミリ数で刈り上げても他の人と同じ雰囲気にはなりません。
また襟足は、太さや量もサイドと比べると違いがあります。
多くて太いんです!
長さによりますが、同じミリ数で刈り上げをするとバックの方が厚くなりやすいです。
デザイン的にはサイドは薄く、バックは厚くが一般的なので同じミリ数で刈り上げをしても自然になります。
stadiumでは、よほどのフェードスタイルの様な超ベリーショート以外は同じミリ数ではハサミしません。
また、我輩の刈り上げの基準値は、指の腹でしっかりとツマメル長さと、指先のギリギリでツマメル長さの違いが基準値にしています。
なのでカルテには指一本分の厚めレイヤー刈り上げなどど記入しています。
切り立てだけど切り立てじゃない曖昧なスタイル。
これを地肌が見えない程度の刈り上げと言います。
我輩の中では下から連続刈りで切る技法は刈り上げています。
下からすくい刈りの時はレイヤーを入れて切っているので刈り上げていません。
専門用語になってしまいますが肌感のグラデーションとレイヤーの違いとでも言いますか。
そこまで掘り下げてゲストに対して施術をしているのがstadiumです。
カルテには他のスタイリストも同じ表記で書いているのでご安心ください♪
また、ドライカットでは前に下げて切りますが、仕上げでは両方が楽しめる様にと想像を膨らましてカットしてます。
いい感じの短髪です。
切って来ました感は少しだけない。
長短を強く出すのもstadiumの強みです。
数日と過ぎると馴染みが更に出ます。
刈り上げの違いも奥深きです。
男性でも美容室難民は多いかと思います。
一度お試しあれとさ。
おしまい