2017/7/7 成分解析コーナー⑯ ~シュワルツコフ編の巻~
シュワルツコフのBCオイル インテンシブトリートメントのご紹介です。
インテンシブ=集中的なの意味
集中ケア トリートメントって事ですね。
テクスチャーはやや固めです。
これも、髪に残す意味があるのだろう。
モロッコに自生するサボテンの一種、バーバリーフィグの種子から抽出したオイルは、アルガンオイルを超える圧倒的なパワーで、髪に輝きを出す。がコンセプトのようです。
では、解析です。
・セテアリルアルコール(高級アルコール)
高い保湿効果で水分量をキープしてる。また、ベビーローションにも配されている。
・シア脂(油剤)
シア脂(シアバター)は高い保湿効果がある。
水分キープ力も強く、抗炎症作用にも効果があり、安全成分なので赤ちゃんにも使用可能。
ただし、保存料の添加物が肌に悪さをする事もある。
・炭酸ジカプリリル(油剤)
粘性が低く、非常によく伸びるので肌を滑らかに整える天然のエモリエント剤。
・ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメサルフェート
ヤシ油由来のカオチン界面活性剤。
カオチン界面活性剤の中でも特に低刺激で生成分解が高い成分です。
他のリンス剤のように、毛髪軟化や帯電防止効果があります。
・オプンチアフィクスインジカ種子油(サボテン種子油)
エモリエント効果
・アンズ核油
アンズ(アプリコット)の種子を摘出した油脂。
使用感はとても軽く、サラサラと滑らかな肌触り。
エモリエント効果。
以上が大まかな成分です。
内容的には、かなりオーガニックなウリになっていますね。
非常によく考えられた、優しい成分かと思います。
内容だけでしたら合格点です。
精油が主になっているので、もう少しオーガニック風な売り方でもイイのかと思いました。
仕上がりはう~ん・・・。
可もなく、不可もなく。
女性は内容成分よりも仕上がり重視なような気がしました。
良い成分なんだけどな・・・。
おしまい