2019/8/30 克服 ~謙虚さに先があるの巻~
先日、千葉氏から髪を切ってほしいとお願いされた。
実に髪を切るのは、国家試験前に切ったきりだったようですね・・・。
申し訳ない・・・。
ならね。
全力ですよ全力。
隣でも平氏がエビ氏を全力で切っている。
営業後に疲れてても、気持ちを込めて新シャンプーしてあげて、一番上のグレードのトリートメントをしてあげて。
少なからず何かしらは伝わったかなと思う。
嬉しかった事、気持ち良かった事。
何でもいいんです。
その気持ちを、ゲストへ伝えられれば。
何でもすんなりと先に進む人も居れば、なかなか先に行けない人も居る。
これは、センスってものがある。
でも、センスだけで先は無いと思う。
「自分一人でうまくなった」と勘違いをしてしまう人もいるかもしれない。
自分を信じる事も自信になるが、やはり謙虚さや、素直さを持って指導者の意見を聞き入れる事で更なる飛躍を遂げると思う。
周りを見て、上手な人や、結果を出している人に聞く事が吾輩は最優先だと思う。
理論を伝えても、出来ない事もあります。
ちょっとした感覚ですね。
いわゆるコツってやつ。
指導者から理論を教え込まれて、分かれば行動に移す。
自分なりに言われた事をやるが、出来ない事もあるはずです。
だからこそ、同じ事をするのではなく、違う目線になってやり続ける。
そのうちですが、きっとコツを掴む日が訪れます。
これは理論を分かっている人が限定です。
センスだけでは世の中、渡っていけません。
指導者や先輩が美容の世界に入って間もない時に伝えてあげないと、その人は先に進んだ時に迷いが出てくるはずです。
それでは遅いと吾輩は説く。
美容師目線になるよりも、アシスタント目線になってみたり、お客様目線になって見る事が一番大事です。
感性だけで進んだ人は少しだけ残念な人になるかもしれません。
技術だけではなく、掃除の仕方や掃除をする目線等もね。
勿論、伝える側も同じ事を沢山の人に言っても伝わらないと思う。
だからこそ、人を見て、観察して、その人の性格や人間性を見抜いて、適切な言葉を投げかけてあげたいですね。
「人を見て法を説け」ですかね。
人は、人に育ててもらっている事を忘れない様に生きて行きたいものです。
綺麗な髪になりましたとさ。
おしまい