2020/7/16 感情 ~病を吹き飛ばせノ巻~
人には愛情・感情・友情などと「情」と言うものがあります。
ハサミ1つで育ってきたバカな美容師達。
バカだから「情」に溢れている。
その先に笑顔が溢れたり、涙が溢れたり、沢山の経験をして成長している。
毎日がドラマの様です。
妻のお友達が乳ガンになったようです。
切ない話題になるので、詳しくは聞きません。
でも希望ってある。
人が人を支える事で、凄い力に変わると思っている。
「病は気から」なんて言うが、そうなのかと思う。
全ての人に道があると思っている。
だからバカな美容師が寄り添って歩みたい。
随分と前になりますが、stadiumにも医療ウィッグのお話をしに来て頂いた方がいらっしゃった。
安価で提供できないかと調べて、出会ったのが「ふくりび」さん。
これも、姉がガンの疑いがあって、何か自分には出来ないかと思い行動して出会った企業。
そんなに多くの方は来ませんが、緊張感でいっぱいです。
少しでも笑顔のお手伝いをしてあげたい一心です。
相手の立場になって話してあげたいが、自分が体験してないから伝えられないジレンマもある。
朝、その方の気持ちになって無心にハサミを入れた。
誰も居ないstadiumの早朝は、集中力は研ぎ澄まされている。
出来た。
ボブが良いと言う事だが、動きも欲しい。
ボブベースに顔周りにレイヤーを入れた。
インスタライブでも言っていましたが、このスタイルもエビ氏に伝授が出来たと思っている。
全ては人の為=stadiumの発展。
思いラインに表面にだけレイヤーを入れる事で3Dに変わる。
経験値もあるけど、それよりも「情」なのかなと。
思い入れって大事です。
ブロンドの髪を自然なアッシュにしてあげます。
これも、相当に難しい施術です。
「病は気から」ですが、「髪への気持ち」がないと思いは伝わらない。
エビ氏と千葉氏と3人で、思い込めて塗った。
実は、相当に難しいんです。
違うも汗をかきます。
ハイトーンのトーンダウンなので褪色するでしょう。
その人の事を思えば、2回塗りますね。
愛情を込めて、daichiでトリートメントを揉みこみます。
エビ氏と、良い色ですねって言い合った。
辛い時期を、自然体で過ごしてほしい。
だから、stadiumは自然体で向き合いたい。
素敵な職業でしたとさ。
おしまい