2020/11/2 合格 ~線路は続くよノ巻~
「美容の線路は続くよ、どこまでも。」
自分で下車をしてしまえば終わりです。
1人で頑張ろうと思っても、なかなか難しい。
でも、誰かが頑張っていれば、同じ方向に向き合うはずです。
勿論、課題を出されれば答えを出さないといけませんね。
共に歩んで、共に成長する方を吾輩は選びます。
早く帰ってテレビ見るのもいいんですが、吾輩の人生には必要ありません。
1人で経営していれば、多分帰るんでしょうね。
stadiumは違います。
若人のパワーが凄まじい・・・。
吾輩は「ジバニャン」の初めてのカットチェックのジャッジ。
先輩2人は「アヤト氏」のターバンチェンジの再チェックのジャッジ。
緊張感が漂う店内。
ちょっとした事でもstadiumはチェックします。
何パターンものタオルターバンを見ます。
勿論、本番を想定して薬液まで付けます。
手順、付け方、タオルがビショビショにしても垂れてこないかもチェックします。
手際が良くなった。
合格です!!
では、秘蔵っ子の「ジバニャン」のボブですね。
次から「アヤト氏」のシャンプートレーニングがあるので、確実に仕留めないとダメって事は分かっている優れた人。
事細かく吾輩のアドバイスを完璧にコピーしている。
櫛を使用して内側の髪を切ります。
ここでも目線や櫛の持ち方を伝えた。
フリーハンドでのカット技術。
ブレない様に鋏の支点に指を置き、真っすぐに切る技術。
この姿勢がカッコいい。
この技術を総称するとブラントカットと言います。
今度はギザギザに切る技術。
stadiumではチョップカットを推奨しています。
5センチ切っても、確実に、綺麗に、ギザギザ加減を出させます。
この技術を嫌がる人も沢山います。
ブラントカットで育った人は、この技術が大幅に切る時に出来ない人が多いんです。
切る前に、準備を忘れない。
左右対称に止められているか。
指を当て、感じ、目視する。
実は、一番大事な作業になります。
自信が無い人は後ろで長さ確認をしがち。
「ジバニャン」には「大丈夫だよ、しっかりと切れているから自信を持て」と伝えている。
この様に分かる様にチェックする事で、ゲストも安心をします。
櫛でとかす時も添え手をしてあげると丁寧ですね。
しっかりと吾輩の忠告を全て行ってのチェックです。
1つでも忘れていたら落とします。
彼女は、それをしません。
工程を見ていれば合否は分かります。
15分でギザギザに切って、この仕上がりは完璧です。
この先に待っているのが、更にギザギザにする毛量調整と質感調整。
この技術は数ヶ月後のお楽しみです。
stadiumのベースカットは2周させます。
だから上手になります。
だから自信が付きます。
その先に「売れる美容師」が待っている。
「美容の線路は続くよ何処までも」
明日は久しぶりの祝日の火曜日。
楽しみたいとさ。
おしまい