2021/9/18 彩光 ~色の変化ノ巻~
連休初日のstadiumはテンヤワンヤ。
有難いですね。
吾輩の女性のゲストが必ず言ってくる一言「男性のお客様多くなりましたね」
う~ん、確かに。
気が付けば5席が全てメンズになる瞬間が多々あります。
女性だからどうとか、男性だからどうと言う訳ではありません。
男性だって、パーマしたり、ブリーチしたり、ストレートしたりと施術の幅は広い。
でも、やはり女性の方が要望は多い。
ダメージも考えての施術が多い。
カットは男性の方が細かい技術が必要になります。
それ以外の技術等の細かい所は女性の方が多いです。
本日のゲストの「ササキさん」
迷っていた。
伸ばすか、短くするか。
中途半端なボブにするなら伸ばしたい。
結べると楽。
でも、何となく切りたい願望が多く感じた。
バッサリとショートボブに変化させました。
切る前に、失敗するのが怖いって言っていた。
吾輩が失敗するとでも思っとるのか~(笑)
10年来の付き合いですが、女性が思いっきり切るって勇気がいる事だと分かっている。
吾輩は迷わずにバンバン切ります。
席に座ればお任せッス。
仕上げ時に、何故これしたのか、何故これ提案したのか、なぜこの技術を入れたのか。
説明しっぱなし(笑)
襟足が浮くので重みを残す代わりに多く梳く、バックのウェイトを上げるがサイドは残す意味、顔周りには変化を出したいのでレイヤーを入れ、気になる白髪をグリーン系で赤味を抑えて染めつつ、少しだけ若さが欲しいので全体的にスライシングを入れて動きを出す。
仕上げは、乾かし方とアイロンの簡単なレクチャー。
完璧ッス。
笑顔でお帰りになって下さった。
コレね。
新規の男性ゲスト。
県外から髪だけの為にstadiumを選んだ。
オデコが広くなってきているから隠したい。
ハチが張っているから隠したい。
吾輩は逆の提案をした。
ハチ周りの髪に動きを出して、広いオデコを出す。
最後は、とても喜んでお帰りになって頂いた。
男性も女性も同じなんです。
しかし、ヘアカラーに関しては女性でしょうね。
髪の動く幅が違います。
何度も繰り返しヘアカラーをする事で色素が奪われます。
だからこそ根元と毛先に違う薬剤を塗布します(補色ってやつね)
狙いはピンクラベンダー。
難しいご要望です・・・。
意味を細かく、分かり易く、素人目線で、素人用語で説明をして、分かって頂いたらスピーディーに塗るだけ。
店内の色味になります。
優しいピンクがかったブラウンになります。
喜んで頂いた。
写真撮ってもらっていいですか?って言われた。
嬉しいよね。
実は、この色味を出したくて施術をした訳じゃないんだよって伝える。
自然光で見ると変わってるんだよって伝える。
stadiumは日の光が入らない2Fです。
だからこそ一緒に階段を降りながら談笑する。
これも記憶に残るって思っているし、何よりも親切かなって思うんです。
忙しかろうが、暇だろうが吾輩のルーティンは変えません。
手鏡を渡して、自分で見てもらうのもエンタメです。
すると、こうなります。
お~、ピンクラベンダー(笑)
要するに赤紫ですね。
初めてのゲストは外の色を見て大概は驚いてくれます。
色味を重視する方が限定になりますけどね。
ヘアカラーは彩光で変わります。
ヒラ氏のNearは彩光が沢山取れますし、階段もないのでイイですね。
連休も残り2日です。
stadiumは老若男女問わず全力でご対応しますとさ。
おしまい