2020/3/30 笑魂 ~喜劇王の終幕の巻~
「志村けん」
心が震えている。
本来なら違う記事をいくつか用意していたが、今日は違うかな・・・。
この世で大切な物を失った。
皆さんは何が一番ですか?
吾輩は「命」です。
人の心は何によって動かされるのだろうか?
人は何を想い、何を考え生きているのだろうか?
喜劇王がこの世を去った。
でも、過去の事。
小さな頃から見てた。
童心の心を持っていた人。
「継続は力なり」
生涯、喜劇人。
だから好きだった。
何故、この職業を選んで、ぶれずに続けて来れたのだろうか?
多分、お客様の笑顔を見たいだけかな。
自分が生きてく道は人を笑わす事だからかな。
だから好きだった。
仕事になればスイッチが入る。
それ以外はスイッチをオフにする。
口下手で、生真面目。
何となく自分とシンクロする。
まさか居なくなるなんて・・・。
もっと伝えたかった事や、やりたかった事があっただろう。
命に賞味期限はない。
いつ無くなるかなんて分からない。
だから今を生きる。
今日は、少しでも大きな声でお迎えして、大きな声で自分を出して行こうって決めていた。
だって、それが吾輩の生きる道だから。
人を笑わす職業。
吾輩も同じく、人を笑顔にする職業。
生涯現役。
横にもぶれない強い気持ち。
素敵な、尊敬できる人を見れた事に感謝しかない。
平氏に「行って良かったですね」って言われた。
そうかもね。
ただ、お笑いを見に行っただけでは無かった。
自分の始まりは舞台だから、舞台をやり続けている姿を見に行った。
少し大人になってしまった吾輩も居る。
人は時間が経過すると慣れが出てくる。
でも本質は、慣れてこそ自分を自分らしく表現しているのだろう。
吾輩も慣れがあるけど、慣れてこそ自分を表現し続けて行きたい。
幕はいずれ下ろします。
いつかは分からない。
だから、今を生きて表現して行こうね。
吾輩の宝物。
あれから、ずっと財布の中に入れていた。
貴方の想いは、吾輩が引き継いで行きます。
この様な出来ごとが起こる事で、全国民にメッセージを残してくれただろう。
人の命は様々ですが、こんな形で命を無くして欲しくありません。
大事な人だから、皆に伝えたい。
悔い。
死んだらそんな事すら思わないだろう。
小さな事で悩んでいる事に感謝しないとね。
生きるって、そんなに簡単な事じゃないんだ。
自分らしく、毎日を無駄にしないで過ごして生きましょう。
「志村けん様、いつまでも私の心に残っております。いつに日かお会い致しましょう。その時は髪を切らせて下さい」
おしまい