2020/10/9 修復 ~物も人も治るんですノ巻~
物はお金で直ります。
心は人で治ります。
どっちも辛いね。
妻が車をブツケタ・・・。
物には感情がありません。
だけど、お金を払うのは人です。
そこで人の心は動きます。
どう動くのか?
お金掛かるじゃん、よそ見してるからぶつけるんだよ。
人じゃなくて良かったね。直せばいいだけだから。
伝え方一つで、人の心はプラスにもなり、マイナスにもなります。
後ろ向きなのか、前向きなのか。
綺麗になった愛車。
海が似合う車じゃない気がするが、運転をして、やっぱりコレだなって思った。
使う事で愛着が湧いてくる。
人も同じだと思う。
話せば話すほど、長く過ごせば過ごすほど愛着?愛情が強くなる。
お金を払えば綺麗になるんです。
想いを優しく受け止めて、伝えれば関係は良くなるんです。
なので、stadiumの終礼は、前向きな事を言い合いたい。
今日、「千葉君」が大きなミスをした。
10年の付き合いの、吾輩の大事なゲスト「アッサーさん」
カラー剤を伝えた。
吾輩がカルテに記入していた数字が少しだけ見づらかった・・・。
もっと分かり易く綺麗に書けばイイだけの事。
彼だけのミスではありません。
コレでお願いします。
言葉で伝えていなかった。
復唱をしていなかった。
小さなミスは互いのミスになります。
カラーを塗る際に、「今回はベースがこの位なので、ココまでを13レベルのアッシュと9レベルのグレーの3:1で塗って行きます」
彼は聞いていた。
あれ?3レベルじゃないんだ!!
ファーストタッチをした瞬間に「ワタナベさん、すみません。13レベルじゃなくて3レベルの比率で作ってしまいました」
ダメだよね。
事を伝えて、シャンプーをして薬剤を流しました。
でもね。
吾輩の会話を聞いていた事を褒めた。
カラーの待ち時間に、お飲み物を聞きに行った時にも「申し訳ありませんでした」と言って来た。
これは吾輩が伝えた。
お会計時に「千葉君」は受付に立っていた。
これは、吾輩は教えていません。
最後に「申し訳ありませんでした」と伝えていた。
まだ20歳の若造です。
こんな事は学校では教えてくれません。
素敵な親に育てて頂いていたんだなって思った。
預かる側は、それ以上の愛情を持って接して行かないとね。
ミスですが、吾輩はとても感動をした。
「千葉君」も忘れないだろうけど「アッサーさん」の方が君の事を忘れないと思うよ。
吾輩は彼に伝えた。
「次にご来店したら、ドライやシャンプーが出来ていたら喜んでくれると思うよ。」
一緒に成長して行こうね。
許されない事ですが、誰だって通る道です。
同じ過ちをしない事が更なる成長に繋がる。
素敵なスタッフ、素敵なゲストに恵まれているとさ。
おしまい