2021/4/9 期待 ~人を好きになる巻~

渡邊 マサノリ ブログ

先日、NHKのプロフェッショナルを我が子と見ていた。

どちらかと言えば吾輩が見ているテレビを勉強しながらダイニングテーブルで聞いていたが適切だろうか。

偉大な喜劇王の「志村けん」

この世を去る前のインタビューで答えた言葉は何が大事なのか?

自分は不器用だし、臆病だから、納得がいくまで練習をするんですよ。

1人では出来ませんし、沢山の人のサポートがなければ撮影や舞台は出来ません。

大好きな人が側に居るから出来るのかな?

ワクワクを楽しみにしているゲストが居るから出来るのかな?

最後の言葉は「人を好きになる」

これはスタッフにも伝えないとな。

忘れてしまうので自分にメールを送る。

終礼で伝えました。

stadiumも同じ事です

大好きな人が側に居るから出来るのかな?

ワクワクを楽しみにしているゲストが居るから出来るのかな?

人を好きになるって、人に自分から寄り添わなくては好きにはなれません。

僕たちの仕事は人を観察する事と技量を上げる事。

1人では観察はできるけど、1人では技量を上げる事は出来ません。

アヤト氏は、ウィッグを使うヘアカラーに入ってからは毎日トレーニングをしている。

人を相手にするって、モデルを毎日何日か前に伝えない出来ません。

実は吾輩も気を使って言えない方でした。

だから何となく分かる気がする。

美容師って実は臆病で気を使う、人見知りの集団なんです。

今は自分との戦いです。

現在、アヤト氏のトレーナーはエビ氏が見てくれています。

いつも細かく伝えている。

これは期待しているからこそです。

先日、アシッドカラーのテストが行われました。

悪くはなかった。

でも凄く良くはなかった。

結果は不合格。

翌日、stadiumに来たら朝練をしていた。

悔しかったんだろうね。

吾輩、涙が出るくらい感動をした。

皆にも伝えた。

吾輩の彼に対する期待数値は数倍にも跳ね上がった。

結果、合格をした。

こんな姿をトレーナーが見たら絶対に人を好きになるだろう。

また、お世話になっている先輩の為にも早く合格したいって思うだろう。

何年後かにアヤト氏はエビ氏の事を思い出すだろう。

ヒラ氏がアシスタントの時に思っていた事と同じ道を歩むだろう。

何事も人を好きにならなきゃダメよね。

stadiumを知らないでお越し下さるゲストにも、はじめから好きって思って接すれば、何年後には大好きに変わります。

嫌いになる事や自分と合わないって思う事は簡単です。

それって全て後ろ向きな発想で吾輩は嫌う。

自分が思っている事、して欲しい事を確実にやってくれる人だから好きになるのではないと思う。

導き方や伝え方だけで人は数倍にやる気が起こると思う。

1人では生きて行けないのが世の中。

期待を込めつつ、人を好きになる事を明日も一生懸命に過ごしたいとさ。

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

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