2022/11/26 懐客 〜素敵な出会いノ巻〜
世の中は出会いと別れの日々。
誰と出会って、どんな日々を過ごすのか。
どの道を選ぶのかは自分次第。
人生は一度きり。
出会いは何度もある。
この職業は人と出会う職業です。
純粋に髪を切る職業。
伸びたから来る人も居ます。
変わりたいから来る人も居ます。
なるべくはstadiumじゃなきゃって思って頂きたい。
ここじゃなきゃって思って欲しい。
それには想い込めてシャンプーをする事って何気に大事な事。
ご来店をして寄り添ってカウンセリングも必要。
違う目線で提案したり、フィニッシュを教えてあげるのも必要。
全てに意味がある事を伝えて、意思疎通を取るのも必要。
更に人間力も必要。
ホント難しい職業ですが、楽しい職業。
コレはスタイリストになってからじゃないと分からないかもしれない。
吾輩、アシスタント時代も凄く楽しかった。
どうしたらシャンプー指名を取れるのかを考えて聞いて伝えたりしていた。
「今日のシャンプーはいかがでしたか?」
コレ聞くやつヤバイ(笑)
くせ毛のゲストをガンガン伸ばしたくてブローに時間を掛けた時期もあった。
今でこそアイロンが普及しているからいいけど、当時はブローで伸ばせでした・・・。
厳しい事を言われて、年下に上手な人が居て比べられたり。
そんな時代を悔しい気持ちで乗り越えて来たからこそ今がある。
若い頃、妻の前泣いたり、電話越しでfatherに弱音を吐いたりした記憶もある。
想いが弱いんだ、月に向かって吠えろ。
・・・。
精神論(笑)
厳しい環境で育ち、そんな事はさせたくないで前向きな気持ちでナチュラルで過ごして欲しいと願い青葉台のオープニングをした記憶がある。
背負うのは吾輩だけでいい。
若い頃は、今と違う情熱に満ち溢れていたかな。
そんな時代を過ごしたからこそ今がある。
シゼンビ。
自然体で過ごすって実は難しいかな。
そんな自然体で向き合って出会った仙台でのゲスト達。
2年ぶりに仙台に来た人「ホンマさん」
「何を話したらいいか緊張します」って言っていました。
何も話さなくていいんです。
シャンプー時は吾輩は昔から話しません。
泡の感触、手の感触、優しく拭くタオル、心地い音楽。
それだけで人は癒されるはず。
伝わった(笑)
歳を重ねても素敵な人。
話し方、ファッション、音楽、全て吾輩にはドンピシャです。
関東から髪を切りに来てくれた。
「元気が無い時にstadiumのブログを拝見させて頂いてます」
ありがとうございます。
懐かしいお客様。
出会いは自分次第。
素敵な出会いをしている。
貴方と出会えて事に感謝してます。
娘のクリスマスプレゼントが会話で出来ました。
JoJoでしたとさ。
おしまい